証券外務員一種、計算問題が重要だというけど・・・・・
デリバティブの計算問題全然わからない!
解けるようになるコツがあれば知りたい!!泣
デリバティブの計算問題私もつまづいて当時泣きそうでした・・・
でも、この記事では簡単に解けるようになるコツをお伝えします!
グラフの計算問題も解けるようになるのでぜひ参考にしてみてください!
実際の試験に出た問題を使って解説していきます。
問題を解く前にグラフを用意する
解き始める前に下記のグラフをメモに書きましょう
Pu→Put 、Ca→Call
か→買い う→売り
谷と山を書いて、「プカプカ、かかうう」と唱えて書いていきましょう
実際に問題を解いていきましょう!
演習問題
ある顧客が、権利行使価格1,650ポイントのTOPIXプット・オプションをプレミアム10ポイントで30単位買建てるとともに、権利行使価格1,700ポイントのTOPIXプット・オプションをプレミアム20ポイントで30単位売建てた。その後、転売は行わず最終決済期日を迎え、SQ値(特別清算数値)が1,600ポイントとなった場合及び1,750ポイントとなった場合のそれぞれの場合における取引全体での損益の組合せとして正しいものの番号を1つマークしなさい。
(注)委託手数料、税金は考慮しないものとする。
1.(1,600ポイントの場合)12,000,000円の利益
(1,750ポイントの場合)3,000,000円の損失
2.(1,600ポイントの場合) 12,000,000円の損失
(1,750ポイントの場合)3,000,000円の利益
3.(1,600ポイントの場合) 3,000,000円の利益
(1,750ポイントの場合)12,000,000円の損失
4.(1,600ポイントの場合) 3,000,000円の損失
(1,750ポイントの場合)12,000,000円の利益
5.(1,600ポイントの場合) 6,000,000円の利益
(1,750ポイントの場合)6,000,000円の損失
問題がずらずらと長くて嫌になりそうですが、必要なところだけ注目していけば難しくありません!
グラフを作成する
この問題の場合は、水色部分の「プット・買」、ピンク色部分の「プット・売」をまず確認し、これを先ほどのグラフにあてはめます。
①と②の線をグラフで書いていきます。
問題文の数字をあてはめていくと下記のグラフが完成します。
あとは下記表のようにあてはめていき、計算をするだけです!
1,600 | 1,650 | 1,700 | 1,750 | |
プット買い | 40 | ▲10 | ▲10 | ▲10 |
プット売り | ▲80 | ▲30 | 20 | 20 |
損益 | ▲40 | ▲40 | 10 | 10 |
〈1,600ポイントになった場合〉
▲40ポイント×10,000円×30単位=▲12,000,000円
よって、12,000,000円の損失
〈1,750ポイントになった場合〉
10ポイント×10,000円×30単位=3,000,000円
よって、3,000,000円の利益
※TOPIXオプションの取引単位は10,000円のため、×10,000をしています
答えは【2】となります
問題文は長いですが、「プット・買い」「プット・売り」をグラフにあてはめ、必要な数字を入れて図を作ってしまえば、簡単に解くことが出来ます。
問題文の必要な部分だけ抜き取って図に落とし込めば簡単に解けちゃいます!
グラフを使って問題を解くことに慣れていきましょう!
始めは慣れるまでグラフや図を書くことに時間がかかってしまうと思いますが、書けるようになれば計算問題がスラスラ解けるようになると思います。
問題文が長くて苦手・・・という方も繰り返し実践してみてください♪
ぜひ、参考に勉強を進めてみてください!
特に今回解いた問題は計算問題の5択問題なので、配点が10点とかなり大きいです。
合格のためにも、確実に取れるように攻略していきましょう~!
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